表参道高校合唱部 心の瞳 坂本九の想い

表参道合唱部の歌について書いてみました。


今回気になったのは、6話に出てくる

坂本九さんの曲「心の瞳」です。




九さんと言えば「ＳＵＫＩＹＡＫＩ」と

言われる人気曲「上を向いて歩こう」を

すぐに思い浮かベますが、「心の瞳」も

とってもいい曲ですよね。



しかし、この曲はファンの前では歌われる

事の無い、幻の曲になってしまいました。


いったいどういう事なのでしょうか。

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表参道合唱部の6話に出てくる「心の瞳」。


この曲は坂本九さんの曲です。


九さんは、当時出来たばかりのこの曲を、

真っ先に家族に聴かせたのでした。


九さんは、今まで自分の曲を家族に聴かせた

事が無かったそうです。



だから「心の瞳」という曲はが初めて

聴かせてもらった曲と言う事になります。


「最高の曲が出来た。」という九さんの

言葉通り、心に響く曲ですよね。


心の瞳　【合唱】　歌詞付き


歌詞の一節で、

「いつか若さをなくしても　心だけは決して


　変わらない絆で結ばれている。」


とあります。



この曲に込められたのは「家族への想い」

でした。



妻・由紀子さんに対する永遠の愛、

家族に対する永遠の絆。



だからこそ、家族に真っ先に聴かせたかった

のでしょう。


それから４ヶ月後....



1985年8月12日　日本航空機123便墜落事故に

より、坂本九さんはこの世を去って

しまいました。



享年43歳でした。



葬儀の時、坂本九さんが歌っている

「心の瞳」に合わせて、当時11歳だった

長女・花子さんがピアノで演奏し、

故人を偲びました。



そして同年、中学校教諭が合唱曲に仕立て

それが広まっていったと言われています。

坂本九「心の瞳」 （原曲）



今では多くの音楽家が編曲しています。



合唱曲として知名度が高く、親しまれている

曲ですね。



この曲を聞くと、胸が熱くなるのは

九さんの「家族に対する深い愛情」を

感じ取れるからではないでしょうか。



今後もこの「心の瞳」は歌い継がれて

いくでしょう。

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